アクチュアリーについて。アクチュアリーについ

アクチュアリーについて。アクチュアリーについて。 私は理学部化学科の4年生です。大学には現役で入りました。

今の研究に興味が持てなく大学院(化学系)に進んでも時間を浪費するだけになりそうなので、大変難しいとは聞いているのですが、前々から興味のあったアクチュアリーの1次試験を今年受けようと思っています。

そこで質問なのですが。

 

1、今年就活をして保険会社等に入る(1年留年することになります)のと、院を問題なく修了するとして修士卒で保険会社等に入ることを比べた場合、どちらが採用試験の面で有利でしょうか。

留年(+1)と修士卒(+2)それぞれマイナス面があると思います。

さらに学部で1年留年した上に修士課程に進んだ場合(+3)はどれくらい不利になるでしょうか。

 

2、アクチュアリーの資格は2次試験で生保、年金、損保の3つの分野に分かれているようですが、各々の分野の大手の会社に勤めた場合、(各会社や個人の能力によって違うとは思うのですが)3つの分野で平均年収に差は出るのでしょうか?

 

3、アクチュアリーは高収入といわれていますが、アクチュアリー枠で入社しても多くの会社で給与は総合職と変わらないそうです。その後の給与の伸びに違いがあるのでしょうか。

 

ちなみに私は大学院にいくことしか考えていなかったので3年生時に就活は一切行いませんでした。

回答よろしくお願いします。1.採用面でたいした違いがありません。留年が採用で問題になることもないし、2歳程度のプラスもまず問題になりません。

また、採用後の待遇は若干違いますが、採用時に修士が考慮されることもあまりないと考えます。

さすがに1年留年と修士の+3でも大きな不利にはならないと考えます。

 

2.業種間の差より会社間の差や個々の差の方がずっと大きいと思います。

 

3.日本の会社の場合は、一部の会社を除いて「総合職」と同様に扱われることが多いです。初任給のその後の給与の伸びにも違いがあるわけではないです。まったく同条件の場合にアクチュアリー資格をもっている人のほうを会社が人事考課で評価してくれることはあるという程度です。

アクチュアリーが「高収入」というのはアクチュアリーが主に所属する会社(保険会社、信託銀行)などの給与水準が一般の事業会社より高いということだと考えます。

ただし、アクチュアリー資格のあるほうが転職などの選択の幅が広がるということはいうまでもないことですし、一部とはいえアクチュアリーに対して優遇している会社があるのは事実で、アクチュアリーの業務領域の増加とともにそのような会社が増加する可能性は存在します。

 

ちなみに留年しなくても、今からでも2次募集(内定辞退者の補充など)のようなことをしている会社がある可能性があります。あくまでも可能性なので個別に照会する必要がありますが。